【過去問】大学入試の過去問、赤本の正しい使い方と勉強方法。

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引用:https://akahon.net/

  • 赤本(過去問)の勉強方法がわからない…
  • 赤本(過去問)っていつから解けばいいの?
  • 赤本(過去問)って何年分やればいい?

 

赤本(過去問)に関する悩みを抱えている受験生は多いと思います。

ぼくも、学校の先生方一人ひとりの赤本(過去問)に対する意見が違っていて、戸惑った経験があります。

 

ただ、いろんな人の赤本(過去問)の使い方を自分で試行錯誤していく中で、これが正しい赤本(過去問)の使い方だなというのが自分のなかで答えを出すことができました。

正しい赤本(過去問)の使い方はたしかに存在します。

 

赤本(過去問)の使い方を間違えると、

  • 試験本番で力を出し切ることができない
  • 変な時期に過去問に取り組むことで自信をなくしてしまう
  • 取り組むべき年数を誤り、演習不足もしくは演習過多になる

など悪いこと尽くしです。

 

そこで今回は、

  • 正しい赤本(過去問)の使い方・勉強方法
  • 赤本(過去問)の取り組むべき時期・年数
  • 滑り止めの赤本(過去問)の取り組み方など

について、書いていこうと思います。

 

それでは、行きましょう。

 

 

 

なぜ、赤本(過去問)をやる必要があるのか?

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そもそも、過去問を解く理由って何なのでしょうか?

大きくわけて、3つの理由があります。

  1. 入試の傾向を知り、どういった形式で問題が出るかを把握する
  2. 過去問を通して、自分の弱点を把握する
  3. 問題形式に対して慣れを作り、本番で全力を出し切れるようにする

 

過去問を解くべき理由・目的を知っておくと、目的意識が作用して、過去問に取り組む効率をあげることができるのでしっかりこの目的意識をもっておきましょう。

 

それぞれ、見ていきます。

 

1.入試の傾向を知り、どういった形式で問題が出るかを把握する

大学入試って受ける大学はもちろん、私立は学部によっても出してくる問題が全然違うんですよね。

だから、それぞれの大学・学部に合わせて赤本(過去問)を解いて、それぞれの問題形式を知らないと、間違いなく本番で詰みます。

 

早稲田でも学部によって全然傾向が違います。

例えば、早稲田の法学部は超長文といわれる1500words超えのものが2つ出るのに対し、早稲田の文学部は細かい長文の穴埋め問題がたくさん出る。

同じ大学の入試問題でも、ここまで違いは出るものです。

 

こういったそれぞれの大学・学部の試験問題の傾向を知るためにも、過去問対策は必須事項です。

 

2.過去問を通して、自分の弱点を把握する

過去問を通して、自分の弱点を把握することも大事です。

はっきり言って、自分の弱点の把握は模試や参考書でも行えるのですが、模試や参考書の弱点把握だけでは不十分なんですよね。

 

なぜなら模試や参考書は自分の志望校用に作られているのではなく、あらゆる大学の入試問題の平均値をとったもの。

極論を言えば、自分の受ける大学の入試問題で出なければ、そこは弱点になっていても問題ないんです。

模試や参考書で4択の英文法問題に苦手意識を持っていても、4択の英文法の問題が出なければ、問題ない。

(ただ、4択の英文法問題は文法能力があれば絶対解ける。解けるようにしておいたほうがいい。)

 

なので、模試や参考書で弱点を把握しても過去問を解けるようになるとは限らないのです。

 

ぼくの経験から一つエピソードを。

ぼくは日本史の遺跡系がものすごく苦手でした。覚える意味が感じられなくて、勉強が苦痛でした。

そうして、遺跡系の勉強から逃げたまま、早稲田の文学部の問題を解いたところ、どの年も第1問目は旧石器、縄文、弥生の遺跡系…

「やばい、さすがにやらないと…」

と、確実にそう思いました。

 

ぼくが遺跡の勉強から逃げていたのは苦手という理由もあったのですが、遺跡の問題自体があまり入試に出ないと思っていたので逃げていた部分もありました。

しかし、自分の受ける大学では出ている。それも毎年。

勉強しない理由がありません。

 

自分の志望校の入試には出るのに、自分が不得意としている部分は意外とたくさんあります。過去問に取り組んでおかないと、傾向にあった弱点を知ることができないので、こういった部分でも過去問対策は念入りに行っておくべきです。

 

3.問題形式に対して慣れを作り、本番で全力を出し切れるようにする

問題形式に慣れを作って、本番で全力を出し切れるようにする。

ぼくは、これが一番重要だと考えています。

 

問題形式に慣れておくと、本番の入試の際に緊張が半減されます。

これはマジです。

なぜなら、入試問題を解いたことがあるという経験があるため、こんな問題形式なんて知らなかった…とはならず、むしろこの問題形式ならいける!という自信になるからです。

異国の地で、知っている人に会うくらいの安心感を得ることができます。(笑)

 

以上が過去問をやる理由です。

過去問は大学受験において最も重要なものの一つなので、過去問をやる目的はしっかりおさえておきましょう。

 

正しい赤本(過去問)の使い方・勉強方法

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次に正しい赤本(過去問)の使い方について書いていきます。

取り組む時期などが正しくても、使い方・勉強方法が間違っていたら元も子もないので、しっかりおさえておきましょう。

 

まずは受ける大学の赤本(過去問)をざっと見をする

まずは、受ける大学の過去問をざっと見をしましょう。

時期的にいうと勉強はじめくらい、具体的に言えば高3の4-5月に一回見ておきましょう。

この段階では、ざっと見をするというところがとても大事です。

 

ざっと見をすることで、まず問題形式を知ることができます。

英語では文法の独立問題が出るのか、国語ではマークなのか記述問題はどれくらいでるのか、日本史であるなら論述は出るのか正誤問題が多いのか…

など問題形式で見るべき点はたくさんあります。

 

問題形式を知っておかないと、その後の勉強計画を立てるときに、計画を間違ってしまう部分があるので、過去問をざっと見することでその懸念を払しょくしましょう。

 

最初はざっと見でいい、絶対に解かない!

ここで重要なのが、最初はあくまでざっと見をするというだけで、絶対に赤本(過去問)をその場で解いてはいけないということです。

 

過去問をまずはざっと見をすることはもちろん重要なのですが、この段階で過去問をといてしまうと、できなさすぎて自信を喪失してしまう可能性があるからです

 

最初の段階で解けている必要性はもちろんないのですが、受験生は頭で今解けなくていいという余裕を持つべきであるということはわかっていても、焦ってしまうもの。

ぼくは早稲田の赤本をはじめて解いたとき、2割くらいしかできなくて1週間寝込んだことがありました。(笑)

 

なので、基礎が完成していない・学力的にまだ実力がともなっていないと感じたら、赤本はざっと見だけし、解くことは絶対に避けましょう。

 

赤本(過去問)に取り組み始めたら、過去問ノートを作ろう

次に、過去問に実際に取り組み始めたときのお話をします。

ぼくの場合ですと、基礎が完成(参考書を満足に終わらすことができた)のが夏休みが終わった後の9月くらいに過去問に取り組み始めました。

 

過去問に取り組む際には必ず過去問ノートを作りましょう

厳密にいえば、ノートでなくてもいいのですが、

  • 過去問の傾向(どういうところが試験に問われやすいか)
  • 過去問の体感時間、時間配分などの時間に関する項目・戦略
  • 自分の弱点

などをノートなどにまとめておきましょう。

 

過去問ノートを作ることで、

  • 自分が志望大学の試験に合格するために必要なことを目に見える形で残せる
  • 自分独自の時間配分を決めることができる
  • 本番に向けて、自分が埋めなければならない穴がわかる

というメリットがあります。

 

過去問に取り組む意義を最大化できるので、過去問ノートをしっかり作る必要があります。

ただ、ノートづくりは丁寧にやりすぎるときりがないのでそこだけは注意が必要です。

 

赤本に取り組むべき時期はいつ?

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つぎに、赤本に取り組むべき時期について書いていきます。

 

超具体的に言うと、9月。

9月と言いきる理由は、夏休み終了直後というキリのいいタイミングで過去問に取り組むということを明確にすることによって、夏休みにするべき勉強内容をはっきりさせることができるからです。

 

ぼく自身は夏休みまでに使っている参考書をすべて終わらせて、9月からは過去問に取り組みつつ、弱点が見つかったら参考書にまた戻るという勉強をしていました。

英語・国語・日本史それぞれ使う参考書を明確にして、参考書を夏休みが終わるまでにすべてを終わらせて9月から過去問に取り組むということを決めていました。

結局、9月から過去問に取り組むことが功を奏しました。

 

ただ、夏休みも部活などが忙しくて、9月の時点で過去問に取り組む学力がまだついていないという場合も十分に考えられます。

なので、9月までに間に合わないなどがある人は、以下のように考えてください。

今自分が使っている参考書が終わり次第、過去問に取り組む。

 

自分が過去問に取り組むまでに終わらせるべき参考書を定め、それらが終わった時点で過去問に取り組みましょう。

 

過去問は何年分解けばいいの?

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過去問って何年分解けばいいんだろうという悩みあると思います。

ぼく自身もネットや先輩などに聞いた情報にそれぞれ違いがあって、悩んだ経験府があります。

 

結論から言うと、

  1. 第1志望、また第1志望に近いくらいの志望度の高い大学は赤本に載っている年数~10年分
  2. さほど志望度は高くないけど、滑り止めってほどでもない大学は3-5年分
  3. 滑り止め大学は1-2年分

です。それぞれ見ていきます。

 

1.第1志望~それに近いくらいの志望度

まずは、第1志望~それに近いくらいの志望度の大学の赤本(過去問)の取り組むべき年数について。

結論は、赤本に載っている年数分~10年分くらい解く必要があります。

 

やはり、第1志望のような志望度の高い大学は取り組むべき年数は多くなります。

どんなに少なくても、赤本に載っている年数分は解く必要があります。そして、できれば10年分。

ぼくの場合でいうと、早稲田はたくさん受けると決めていて、それぞれの志望度も高かったので、早稲田の受けた学部の赤本は全部やりました。

法学部の問題は難しくて、嫌いだったから3年くらいしかやってないのは内緒。

 

なぜ、そのくらいの分量をこなすべきなのかというと、やはり志望度の高い大学の過去問を結構な分量をこなして、大学入試に対しての慣れを作っておくと、本番に安心して試験を受けることができるからです。

ただ、10年分以上やると傾向が変わっていることが多いので、それ以降の過去問は解くメリットが薄くなるためやる必要はありません。

 

2.さほど志望度の高くない大学は3-5年分

さほど志望度の高くない大学は3-5年分でいいです。

さほど志望度の高くない大学というと、早稲田を志望するレベルだとMARCHくらい、MARCH志望だと武蔵・成城・成蹊・獨協などを想定していただければ大丈夫です。

 

滑り止めまではいかないくらいなので、あまりに解かないのも考え物なので、3-5年解くことをおすすめします。

 

3.滑り止めは1-2年分

滑り止めだからといって、過去問をまったくやらないと滑り止めなのに落ちてしまう可能性が出てきます。

ぼくの知り合いでも、A判定なのに日大落ちたという人も結構います

 

ただ、滑り止めに受かっている安心感は第一志望を受けるときの精神が楽になって、実力を出し切れるのでバカにできません。

なので、せめて1-2年分はやりましょう。

 

こんなに赤本、赤本言ったけど…

ここまで、過去問の説明をしてきましたが、赤本だけが過去問ではありません。

 

青本という駿台が出している過去問もあります。

やはり、駿台という予備校が出していることもあり、解説が詳しいという利点があります。

ただ、難関大学(早慶以上)までしか売られていないので、それ以外の大学の過去問は赤本を使いましょう。

 

ここは好みなので、実際に手に取って見てみましょう。

 

それでは!